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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
地元と共に生きる、新しい形の企業経営を
有限会社元木養鶏

元木隆行氏
 有限会社元木養鶏は、本社を神奈川県川崎市に構え、生産農場を、千葉の市原、神奈川の相模原、茨城の下館に構える都市近郊型農場で、各農場は元木家を中心としたいわゆる親族経営である。今回取材した同社の元木隆行農場長は同社の主力農場である市原農場に勤務し、従兄に当たる元木政男工場長と二人三脚で同農場を切り盛りしている。
 元木農場長は会話中、終始穏やかで控えめな口調で、等身大の自分を語ってくれた。会話の随所に地元の人とのつながりや親、親族、そういった人と人とのつながりを意識した言葉が聞かれる思いやりにあふれた優しい人柄だ。
――獣医の免許もお持ちだと聞きました。
元木 家のために獣医をやるという意識はなかったですけど、動物自体は好きだったので小学校の卒業文集にも、すでに将来は獣医になりたいって書いていたんです。ただ考えてみると、小さいときから鶏をはじめ、動物に触れる機会が多かったのでそんな思いにもつながったのだと思います。
父が獣医志望だったところは影響がなかったといえば嘘にあるかもしれませんね。昔は親の言ったところにいかなくてはいけないという風潮があったらしくて、父は日大の獣医学部に受かったらしいのですが、泣く泣く農業大学に入学したという話も聞いていて、そんな思いもあったのか、小さい頃から耳元でささやかれていたような気もします。気づいた時には獣医になろうと思っていましたね。
(続きは12月号に掲載)