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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
よりどころは常に「よい雛」を作ること
福田種鶏場株式会社 山上祐一郎氏
山上祐一郎氏
 岡山県岡山市にある株式会社福田種鶏場は、1931年に種鶏1000羽と2000卵入り孵卵器二台で創業して以来、76年に渡って種鶏孵卵業に特化して成長を続け、現在は、年間1600万羽のブロイラー用初生雛を販売、日本有数の種鶏孵化場となった。山上恭宏社長の父にあたる故山上茂吉氏が創業した同社は1967年には、大手商社と共同で㈱日本チャンキーを設立。現在全国に広く流通しているブロイラー専用種「チャンキー」のルーツカンパニーでもある。
 今回取材した山上祐一郎専務は山上恭宏社長の長男にあたり、現在36歳。次の世代の担い手として期待されている。
 だが、過去には家業と距離を置いた時期もあり、異業種の中でもさらに際立って異なるテレビ局に7年間勤務していた。
 ハンドボールで鍛えた体とスポーツマンらしい爽やかさ、親しみ易さが印象的な山上専務に事業継承を決意するにいたった経緯と種鶏孵卵業にかける思いを伺った。
――若い頃は家業についてはあまり興味がなかったようですが。
山上――興味がないというか、意識的に距離を置こうとしていた時期があったかもしれませんね。小さい頃から鶏舎と孵化場のそばで育ち、ヒヨコにも慣れ親しんでいました。周囲から「三代目」と呼ばれることも時々あったと思います。
(続きは11月号に掲載)