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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
液卵メーカーの需給調整機能を維持するためにも、
供給責任を意識して欲しい


イフジ産業株式会社 藤井宗徳氏
イフジ産業 藤井宗徳氏

 液卵事業者としてのイフジ産業㈱の創立は、1972年。今回取材した藤井宗徳取締役の父である、藤井徳夫社長が小さな養鶏場として出発させ、液卵の大口取引先を長期の営業努力によって得たことから、採卵養鶏から液卵をメインとした事業に転換した。その後、時代背景にマッチした同事業は順調に規模を拡大、2001年にはJASDAQに株式を上場するに至っている。
 藤井取締役は、取材中も理路整然と話を進める姿が印象的な人物で、現在進行中の「たまごニコニコ大作戦」でも自転車で旅を続ける「じょ兄。」さんの伴走を勤めるなど情熱家としての一面も持っている。
 液卵事業者という立場からみた養鶏業界は、新世代の藤井取締役にはどうみえているのだろうか。そもそもは、同社に入るつもりもなかったという同氏に話を伺ってみた。
――大学卒業後、同社に入ることは考えなかったのですか。
藤井 ええ。運輸交通関係の会社に就職を決めていたんです。
――将来の進路のことについては、何か言われるようなことは。
藤井 父には、今振り返ってみても自由奔放に育ててもらったと思っています。ですから、とくにこれといって将来のことを言われたということはないんです。というより、話していたとしても、私の方が受け流していたような部分もあるのですが。ただ一方で「男とはかくあるべき」といった精神論的なことは日々、要所で言われていました。
――ではどういったきっかけで。
(続きは10月号に掲載)