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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
群馬県畜産試験場中小畜産研究センター
後藤美津夫


現在、群馬県内で飼養されている肉用鶏はすべて契約生産であり、生産者は契約に基づき肉用鶏生産を行なっている。そのため、生産者は契約期日に生産を間に合わせるため苦慮している。特に飼料摂取量が減退し生産性が低下する夏期には、飼育密度を下げたり空舎期間を短くする等の対応を迫られている。
 一方、肉用鶏の夏期の生産性低下の対策としてウインドウレス鶏舎における間欠照明がある。この方法は、一日の光線管理の中で点灯と消灯を繰り返し、飼料摂取にメリハリをつけることで採食を促し、生産性を高める方法であり、120分点灯-120分消灯、或いは60分点灯180分消灯等の点灯方法が推奨されている。
 肉用鶏は間欠照明下において点灯直後に活発に採食するため、点灯と消灯の間隔を短くし活発に採食する回数を増やすことで、飼料摂取量の増加による生産性向上や、飼料摂取減退時の生産性低下の軽減が可能と考えられる。
 そこで、推奨されている方法よりも、間隔の短い45分間隔の間欠照明が肉用鶏の生産性に及ぼす影響について検討した。

材料及び方法
今回の試験は、全てウインドウレス鶏舎で実施した。
 試験1 間隔の短い間欠照明を一般的な光線管理及び推奨されている間欠照明と比較した。
 供試鶏は2003年7月5日餌付けの市販の肉専用種2銘柄384羽を用い、28日齢まで一日の光線管理を23時間点灯1時間消灯とし、29日から56日齢まで表1に示すとおりの区分に従って光線管理を実施した。(続きは8月号に掲載)