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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
8月号「松風地どり」
写真・資料提供:松風地どり
松風地どり
「松風地どり」はいまや貴重種となった純粋名古屋コーチンを兵庫県三田市(さんだし)小野地区で飼育した地鶏である。鶏種は名古屋コーチンであるが、それと区別するために「松風地どり」というブランドで1987年から販売している。「松風」の名は、今から千年以上前に花山法皇がこの地で詠んだ歌から命名された。
松風地どりと名古屋地区の名古屋コーチンの一番大きな違いは、飼育環境、飼育期間、飼料のこだわりにある。
雄、雌ともにすべて名古屋市にある種鶏場から仕入れた純粋名古屋コーチンであり、四季にあわせたマニュアルに基づき、日々の観察を通じて一羽ずつ対応する飼育方法が大きな特徴となっている。
ケージ飼いは一切行わず、生後から放し飼いをする。飼育密度は1平方メートル当り7~8羽である。飼育期間は雄が190~220日(6~7か月)、雌が270日(9か月)。ちなみに名古屋地区の場合は雄、雌ともに四か月ほどとされている。飼料は植物性飼料を主体としたすべてNon-GMOの穀物を給与している。また国内に害虫を持ち込まない名目で、船内で穀類に多量の消毒が行われる「プレハーベスト」穀類も一切使用しておらず、消毒がされない「プレハーベストフリー」飼料を与えている。
(続きは8月号に掲載)