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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

行き場のなくなった玉はバッタ屋へ
遠くへ遠くへと玉は流れる


 平成30 年度の成鶏更新・空舎延長事業は、平成31年3 月31日をもって対象となる成鶏の出荷期間が終了した。この後は卵価安定基金へとスイッチされるわけだが、厳しい風は吹き荒れる。年間生産量は通常ならば250 万トン、それをオーバーした270万トンとなると、約20トンの玉の行き場がなくなる。これをどこでどうやって処理するのか、注目が集まるところである。これはブロイラーも同じである。産業廃棄物とし出荷するのか、バッタ屋に依頼するのか等々…。現実にバッタ屋に玉は流れ、遠方で販売されているといった情報がある。バッタ屋は今までになく強気の商いをするとも。また情報が独り歩きし、より具体的な親雌業者の在庫トン数まで耳に入る。国内が最悪な状況になっている折、日鶏協ニュースによると、「2 月に日本から輸出した鶏卵が台湾で実施した残留農薬検査で基準値をオーバーしたために輸入差し止めとなった」「問題となった農薬はワクモ駆除に使用されているもので、輸出相手国の残留農薬基準をクリアできない」と。活路を求め海外への輸出となったものが裏目に出る現実。国内の生産過剰と海外の輸入差し止めとなると、業界の先がますます見えなくなってくる。