創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

AW普及団体が流通トップへ質問

 先日AW普及団体が、流通業者のトップへ出した質問用紙を入手した。内容的には大変ソフトであるが、その内容の裏に潜むものを養鶏界は無視できない。この団体はアメリカの動物愛護団体で、それなりの実績がある団体である。流通業界大手企業トップへの質問は、今年に入り2回目(編集子が知る限り)であり、無視できない状況にあるようだ。生産者に直接質問をぶつけるのではなく、流通業界トップへぶつけるところに危機感を感じる。すでに他の愛護団体も、現場に入り写真を撮っているといった情報もあるだけに、徐々にかつ一拠に火の手が上がることも考えられる。また、心理的圧力は一歩一歩着実に追って来る。業界は好相場に浮かれ、静かに押し寄せる波をどうとらえるか。

この季節になると昆虫学者の声が耳から離れない

 冬を迎え高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が11月11日、12日島根県で野鳥の回収された死亡個体から検出された。今のところはすべて野鳥からであるが…。韓国では農林水産省によると、アヒルの農場から高病原性鳥インフルエンザ(以下HPAI)が発生したと発表。型は日本で11月に検出されたのと同じH5N6亜型である。この他に中国、台湾、ロシア、ベトナム等でもHPAI発生。今のところわが国では野鳥の死亡個体からウイルスが検出されている段階であるが、いつ鶏からの発生があってもおかしくない環境下にあると専門家は強調する。この季節になると昆虫学者の声が耳から離れないのは、何故か、再度昆虫学者の原稿を読んでみることにする。