創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

人間は欲から改善・改革が進む

 人とは欲の深いものとは、ごくごく一般的にいわれる言葉である。奥が深く、かつ意味ある言葉でもある。誰も持ち合わせ、否定できない。“仏”の世界は別なものかもしれないが。欲があるからこそ人は前に進むことができるし、失敗も生じる。また欲があるからこそ改革が可能となり、改善ができるとも。生産、流通革命はまさに欲との斗いであり、その結果が効率追求へと繋がった。わが業界も同様である。編集子が強く感じることは“人”とは……である。ある老師からの言葉でもある。

有機畜産物の取扱い要求強まる

 スペイン、ドイツのオーガニック企画を立案し、急激に伸びるスペインのオーガニックスーパーチェーンおよびドイツのオーガニックスーパー、さらに6 次産業に取り組むドイツの総合オーガニック農場および加工施設、さらにはファーマーズマーケット等を視察した。わが国では大手スーパー系列が準オーガニックスーパーを開店、第一歩が始まった。EUでは拡大基調にあり、アメリカにおいても同様である。アメリカ資本の大手スーパーは、日本の代理店を使い有機食材を集めるようアプローチをかけているが苦戦している。この状況を打破するべく海外のオーガニック畜産物が、時の流れを見るがごとく日本市場を狙っている。有機JAS法が6月に変っただけに何かが起きそうだ。