創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

コンビニの商品開発こそ鶏卵、ブロイラー両相場を変える

 この先の鶏卵、ブロイラー相場の行く末に関係筋からの問合わせが急に増えている。両相場共、特定流通業者すなわちコンビニを中心とする新製品の開発効果であると。陳列棚の主力商品は味付け・サラダ用鶏肉と卵入りサンドイッチである。4年続きの相場の功労商品であるといった声も関係筋から流れてくる。その一方で、鶏卵荷受担当者の中には廃鶏処理業者の動勢を気にする者もいる。編集子も高相場と裏腹に廃鶏処理業者の動きが気になる。すなわち、バランスの上に成り立っている相場であるが、終末でバランスが崩れ “糞づまり” になった時に問題が発生するからである。行け行けどんどんとは過去の話にしなければ業界の行く末に暗い影を落とす。

“島取り”が予想に反して静か流れが変わった時異変が

 現行の鶏卵の流れは落ち着いており、生産者の “島取り” は予想以上に静かだとはスーパー担当の関係者の話である。その流れが崩れた時に流通面から異変が起こり、予想に反した相場展開になると…。担当者いわく、競争は当然必要であるが、急激な変革は業界に負の材料に繋がるとも…。行き場のない玉が市場に流れた時、誰が喜び誰が泣くかである。泣いてきた結果が現在の生産者戸数である。羽数の大小が生き残れるための絶対値でもないことを史実が教える。その一方で、大規模生産者が経営管理を徹底した時に流れが変わる。