創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

世界を一回りする鳥インフルエンザウイルス
今後どの様なウイルスの主流になるのか


 本誌6 月号で京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター・大槻公一教授は「高病原性鳥インフルエンザ(H5)の現況」記事中で、「北米大陸で過去になかったH5N8 高病原性鳥インフルエンザウイルスがカナダおよびアメリカ合衆国の広い地域に拡散して大きな被害を家禽産業に与えている。1996 年中国に出現したH5N1 亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスから派生したさまざまなN 亜型のH5 鳥インフルエンザウイルスが中国国境を越えて世界に拡散。中国→韓国→シベリア(中国東北部)→ヨーロッパ、北アメリカ大陸→東アジア(日本、台湾)という鳥インフルエンザウイルスの流れが起きた可能性が高い」と報告。今後どの様なウイルスが主流をなすのか監視が必要だという。いつのまにか変異し、人に影響を及ぼす距離まで近づきつつあるといわれる高病原性鳥インフルエンザウイルスの正確な情報入手が一番求め
られる。

情報は独り歩きをしだしたら止められない

 玉が大幅に不足しているとは大手採卵鶏生産者の話。欠品を出すことは許されず駆け回る。その過程で、常識的には考えられない情報が流れ出てくる。情報は感情も持たず独り歩きをする。嘘か真か知らないが大きな大きな話が頭を通り過ぎる。