創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

卵価高騰と生食玉子文化の崩壊
 高相場で推移した鶏卵初荷相場。高相場で幕を引いた2013年。需給バランスの上に相場は成立していることを教える。まるで生き物のように。大手生産者いわく、これからが大変だと。高相場で推移すれば一番喜ぶのは税務署だと。そして海外の生産者であるとも。2014年1月早々に少人数の新年会をかねた情報交換会にお呼びがかかり参加したところ、共通の話題は税務署の問題であり、海外ものの輸入動静であった。商社筋によれば生食用生玉子の輸入もTPP問題の前に開始されるといった声も届く。日本の文化である玉子の生食、これが崩壊の危機に直面した場合、わが国の食卓いや養鶏構造は急変する。

HACCP、トレス、そして原産国表示の義務化
 国産のものは安全で海外のものは安全ではないといった言葉が流行語までなった。最近ではなぜ海外のものが危険なのかといった声を講演会場で耳にするようになった。その影響か、HACCP、トレーサビリティ、原産国表示の要求も従来にも増している。安全・安心のキーワードは食に関して、世界各国共通なものであり、その国の食品産業が生き残るためにはHACCP、トレーサビリティの認定取得であり、原産国表示をすべての食品に義務づける法制化だと…。