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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
アワ飼料・蛋白摂取量増加、良好な成育に寄与 

ワールドポートリー2006年22号より

シコクビエ(学名:Eleusine  coracona)はragi(インド)、African millet 、Indian milletとして知られている。アジアやアフリカの多くの国で栽培されるマイナー穀物である。シコクビエにふくまれるME(2846~3078Kgcal/Kg)はトウモロコシより少し低い(表は6月号本誌をご覧ください)。
シコクビエに含まれる粗蛋白質、粗繊維、粗脂肪は特に差がある。これは栽培方法の違いによるものと思われる。リジンの濃度は低いが、一方でシコクビエのメチオニン、総含硫アミノ酸、カルシウム、リンはトウモロコシよりも高含有である。
 ブロイラー飼料としての利活用:ブロイラーの成育はシコクビエをそれぞれスターターとフィニッシャーの飼料で14%と17%まで加えても影響がない。これはブロイラーの飼料において重量ベースでトウモロコシの25%まで置換していることになる。ブロイラー飼料に高い割合で穀物を混合する(スターターとフィニッシャーの段階でそれぞれ28・5%と34・2%)と、鶏の成育は顕著に悪くなる。しかし成育の悪化は飼料摂取量の減少、乾物の利用、粗繊維、そしてシコクビエからの抽出物と関連付けられる。
 未消化の穀物やシコクビエなどの飼料に含まれる外皮が、高い割合で排出されるのは、こうした穀物が貧弱な栄養しか含んでいないためと考えられる。
従って、こうした穀物を細かく砕くことによって、ブロイラーの成長に影響を与えることなく、ブロイラーのスターターとフィニッシャー飼料において高いレベルでの穀物の混合を可能にする。(混合割合は、スターターとフィニッシャーでそれぞれ41%と47%。未粉砕形状の穀物の場合は27%と31%である)。(続きは7月号に掲載)