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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

静かに変動する養鶏界、
目をさませば地図は変わる


 コロナの影響とは思えないが、地殻変動は徐々に進む。その地殻変動は、採卵鶏生産部門に限らず、周辺産業でも発生し、規模的にも大きいだけに今後業界に与える影響は大きいものと推測される。過去に今回のような動きはあまり無かっただけに、今後の動静に注目が集まる。地図が当然塗り替わり、その結果、泣くのは誰かということになる。一連の動きを静かに見守ってきた編集子にとって、ただただ驚きであり、事業は生き物であることを痛感した。

養鶏業界の不況は己が招いた結果

 引きこもり需要が過ぎると相場が急変し、東西両相場とも泣き相場となり、年内泣き相場で推移するといった見方も出てきた。当然のこと、鶏卵価格安定基金の出動も終焉を迎え、最悪の事態を迎えるといった悲壮感が伝わってくる。コロナによってほとんどすべての産業がマイナス状況下だが、養鶏業界の不況は、生産者自身の問題から発生する。寡占化を世の常であり可とするならばまた別であるが。農業の中の一部門であり、国の食糧戦略上、寡占化はマイナスであるとするならば、どうすれば良いのか結論は出ている。

「鶏の研究 2020年10月号」 目次