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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

災害相場を業界は
喜んでいられない

 鶏卵相場が予想以上の強含みに推移している。3 月の声を聞き、3 日から26 日まで全農東京M サイズ加重平均値キロ197 円と持ち合いで推移し、27 日に入り202 円と5 円上伸した。一方大阪においても3 月1 日全農大阪M サイズ加重平均値キロ185円で開始、3 日には10 円上げのキロ195円が25 日まで続き、27 日は200 円代乗せとなる等、強含み相場構成となった。令和2 年1 月の全農東京M サイズ加重平均はキロ170 円、2 月179.7 円と徐々に上伸。3月は前述したようにさらに上げ、キロ202円相場構成となった。この流れについて関係者によると、自然災害相場で異常相場だという。一方、畜産物の中でブランド牛の黒毛和牛の消費が急激に落ち、食構造のいびつさが前面に出たという。すなわち黒毛和牛は家庭では消費されず、接待時に高級食材として使用されてきた。今回のコロナ事件によって、誰もが使用できる幅の広い食材は卵であることが、立証された。


「鶏の研究 2020年5月号」 目次