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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

神風は吹くのか。1%原則を

 2018 年は大きな養鶏関連のイベントがわが国で催された。その一つは3 年に1度開催される国際養鶏養豚総合展であり、残りは鶏卵を中心とするフォーラムである。その内の一つが国際鶏卵会議のIEC 京都大会であり、残り一つが国際たまごシンポジウムin 京都で、各イベント共予想を上回る参加者であった。国内の鶏卵相場は、昨年までの高相場とは打って変わり、秋風が業界に流れ込んだ。神風が吹くことに期待する向きもあるが、統計数値は冷たく神風を吹き返す。神風を期待するならば、1 %の原則を忘れてはならない。

予想を上回るスピードでAWは進む、英国を訪問して

 アニマルウェルフェア(AW)問題について本誌と臨時増刊号鶏の研究の両誌で世界の流れを深く掘り下げて来た。9 月にはアニマルウェルフェア先進国イギリスとドイツを訪問し、科学的根拠に基づくAW について、EU で影響力を持つアニマルウェルフェア団体からレクチャーを受けた。また、AW の基準をベースにした投資機関の責任者から、考え方、その実態等についてレクチャーを受ける等、世界の流れを見て来た。考え方の上でAW はここまで進んでいるのかと驚きであった。この主要な点については、9 月15 日発行の臨時増刊鶏の研究「アニマルウェルフェア」⑥で詳細に報告されている。アニマルウェルフェアの科学的根拠については原文を入手しており、時期が果れば、何らかの形で掲載する予定である。