創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

新商品、技術の開発は業界を救う

  日本全国で排出される鶏糞は年間約800万トンといわれ、毎日2万トンが発生するといわれる。鶏卵の年間生産量は約250万トン、配合飼料は年間約575万トン製造される。鶏糞堆肥は慢性的に余っているため、価格は安く、販売先確保は、経営存立の鍵となる。きな臭いうわさも流れてくる。飼料メーカーの中には、この実態に対応するため、従来と比較して鶏糞の出る量を20%減少する配合飼料の製造に着手しだしたところも出てきた。新しい発想に基づく新商品、新技術の開発は業界を根底から変えるだけに期待したい。過去においては強制換羽から換羽誘導法への道を切り開いた飼料メーカーの技術者の声を思い出す。新商品、技術の開発は、地味な日々の闘いであり、失敗があって、初めて、成功の道が切り開かれることを意味する。

AWの活動、静かに動きを強める
 アニマルウェルフェア(以下AW)の動きが、より活発化している。その動きは、今まで業界の周辺で活動してきた関係者が中心部へ入り、地味な動きではあるが、静かに動き出している。編集子が知る限りでは各地で動きを強め、その目的が何を意味するのか不明な点もあるが、集団化する傾向が見られる。