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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

ブロイラー、卵共、食文化を代表

 1月号に既報のとおりぐるなび総研は、12月4日、2017年の日本の世相を反映し象徴する食として、2017年「今年の一皿」に「鶏ムネ肉料理」を選んだ。同社は、食を主要テーマに調査・研究を行い、その成果や提言を広く発信している。説明によると「今年の一皿」は優れた日本の食文化を人々の共通の遺産として記録に残し、保護・継承するためにその年の世相を反映し、象徴する食を毎年発表。従来、わが国ではモモを中心とする食文化が王道を歩んでいたわけだが、コンビニを中心に「サラダチキン」の積極的な展開により、ムネ肉需要が高まり、食鳥業界にとって神風が吹いた。その神風は持続し、完全に消費者の間に定着した。一方、卵に対するコンビニの取組みも、卵イコールおでんが冬の風物詩(?)であったが、現行においてはサンドイッチが棚を占めるようになり、ぐるなびの「今年の一皿」には選ばれなかったものの、卵業界にとっては、採卵業界安定の一助になっている。ブロイラー業界、採卵業界共、食品業界のたゆまぬ新製品の開発によって、業界が安定していることを忘れてはならない。

アジア諸国へ効果的システムの援助を

 アメリカ政府はアメリカ連邦官報において、日本をHPAIとNDの清浄国と决定する旨を公表したことは既報のとおりである。わが国としては輸出促進のためアメリカ農務省に解禁要請を行っている。HPAIはわが国で、いやアジア全域で発生を見ているだけに、気が抜けない。効果的システムが清浄国にした理由の一つとして挙げられており、アジア諸国にも効果的システムを積極的に援助することが必要となる。