創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

EU、禁止成分の影響深刻弊社主催OG 視察でスーパーから声大

 前月号の本欄で「EU、韓国で卵からダニ駆除に使用する禁止成分が見つかる」の報告を裏付けるように、弊社主催の「欧州オーガニック食品事情視察」でスペイン、ドイツでのオーガニックスーパーマーケットを取材したおり、卵が大幅に不足しているといった状態が影響し消費者の卵離れが起こっている、と。また、オーガニック農場を訪問した時にも同じような回答があった。有機農業団体の養鶏指導員(ドイツ南部担当)は、当分この状態は続くものと見ており、深刻化していると。いけないことだとはわかっていても手を出してしまう、これはひとごとではない。

配飼の値下げが業界にどのような影響を与えるのか注目

 JA全農は10〜12月期の配飼価格について、トウモロコシ、大豆粕の値下げが見込まれることから地域別、畜種別、銘柄別総平均トン当り約400円値下げすると発表。商系も系統同様値下げを発表。業界は製品高で推移しているだけに、今後の業界にどのような影響を与えるのか注目される。

鳥インフルエンザの情報共有化こそ防御の最大の道

 高病原性鳥インフルエンザの発生時期を迎えるに当たり、農水省は防疫対策強化推進会議を開き、情報の共有化に努めている。一方「口蹄疫および高病原性鳥インフルエンザ防疫に関する日中韓等東アジア地域シンポジウム」を開き各国の行政担当者および行政担当者等と、防疫対策等共通問題を話し合い渡り鳥サーベイランスと渡り鳥の把握に努め情報を共有化することになった。今までの会議では1か国が情報を出さず研究者の間で不明な点が多々あったといわれるだけに、情報開示こそ真の情報共有化に繋がる。