創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

EU、韓国で卵から、ダニ駆除に使用する禁止成分が見つかる

  EUやスイス、香港等17か国・地域で「汚染卵」が回収されたとはヤフーニュースの報道。この内容を見ると、ヨーロッパと韓国の鶏卵からゴキブリやダニ駆除に使う「フィプロニル」という殺虫剤の成分が見つかった。わが国では、「フィプロニル」を含有する薬品の家畜への使用は承認されていない。厚生労働省としても検査をしないという。わが国でこのようなことが起ったならば、産業界は自滅の道を歩む。モラルの問題である。

新たな産業の出発か。2か所で開かれた展示会の意味するもの

 東京と横浜の2会場で、別々の団体主催によるオーガニックの展示会が開催された。東京会場では、アニマルウェルフェアの啓蒙活動が行われ、横浜ではオーストラリアからオーガニック畜産物の出展があり、一般消費者の目を引いた。2会場共入場者数は多く、大手量販店、コンビニ等流通業者の出展もあり、若い人を中心に子供連れ夫婦等が目に付きオーガニックが新たな産業としてわが国に定着しつつあることを強く感じた。ここまで来るのには20 数年と遠い道のりであったことも事実。JAS法も改正されただけに新たな基準も誕生してくる。産業界としても無視できない動きが出てくる。アメリカの事例を見てもわかるとおりである。