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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

非遺伝子組替え飼料をベースとした「特別飼養畜産物」認定の動き

 先日、オーガニック関連団体の総会に行く機会があり、総会資料の中に「特別飼養畜産物」の認定を行うため今年の9月をめどに基準の作成を行う旨の報告があった。詳細については委員会を設け検討に入るという。関係筋によると内容のポイントは非遺伝子組替え飼料を使用し、アニマルウェルフェアの考え方をベースに鶏舎システムを3段階に分け、3つのグレードに分類して第三者認定を行うというもののようだ。認定する機関は有機JAS登録認定機関を予定しているとのこと。JGAPの畜産基準も発表される等、認定商品がいよいよ世に出てくるのも間近となった。このまま推移すると認定商品と自主ブランドに商品の住み分けが進み、アメリカ化することが予想される。

消費者意識の変化がコンビニの商品、価格帯を変える

 消費者意識の変化に伴い、コンビニ商品の内容が変わり、価格帯の変更が行われているという。意識の変化は年齢に関係なく利便性に引かれているものといわれる。スーパー並みの商品が求められるため、積極的に店舗改革を進めているとも。消費者の問題意識の変革は、陳列商品の価格にも影響を与える。