創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!

鶏声人語

他産業の農畜産部門への進出、予想以上のスピード

 居酒屋チェーン並びに外食産業関係の農業・畜産部門への進出が注目されている。大手居酒チェーンの養鶏部門への進出、さらには鉄道会社の農畜産部門への進出等過去では考えもつかなかった動きが出ている。ある経済学者は、わが国が生き残る道はIT 産業でもなければ自動車産業でもなく、中高齢者を中核とする農畜産部門だと。幅の広い知識を持った中高齢者の農畜産部門への雇用は、今後の日本経済の中核をなすともいう。われわれが知らない所で大手自動車メーカーがパプリカを大々的に生産。民間の鉄道会社が高架下でしいたけ栽培を行い、さらにはJR グループが養鶏場、有機栽培認定圃場を運営する等既存の概念を乗り越えた取組みが着実に行われている。一方、リース金融資本によるワクチン、製薬部門への出資等の動きもある。この他大手酸素メーカーによる大手青果卸売会社の傘下への組入れ等、挙げたら切りがないほど他資本の農畜産部への進出が急激に進んでいる。この傾向はさらに進むことが予想され、今まで特例視してきたものが一般化しだした事実を業界は直視しなければならない。