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創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

2020年へ向けて食材業界も動き活発化

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて選手村で食される食材の基準に注目が集まっている。中央畜産会を中核に7団体が集い、持続可能な日本産農林水産物の活用推進協議会を設立し、意見具申を行うための作業が進められている。一方、大手食品業界、流通業界もコンサルタント会社(総合研究所)を中心に協議会を設立、情報を共有化し、前団体に近い動きを取るための行動、準備を開始していると。各々の業界の思惑が先行し、存在感を強くアピールしようとしている。ロンドンオリンピック、リオデジャネイロオリンピック共、オーガニック食材を頭に、食材購入の基準が確立されたといわれる。一方、アニマルウェルフェア畜産物さらには非遺伝子組換え認定食材等の市場への進出があるだけに、採用基準の内容がどのようになるのか、注目される。