創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

豪雪の被害と鶏卵相場
 3月14日~15日関東・甲信越地方を襲った豪雪は農業界全般に莫大な被害を与えた。養鶏関係では採卵鶏の被害は150万羽とも、200万羽といった報告もある。ブロイラーは被害羽数が未定であるが、飼料メーカー筋によると採卵鶏以上だといった見方もある。この影響を受け、鶏卵相場は東高西低となった。今年に入り2回目の豪雪だけに近年の異常気象を心配する声は高まり、夏が昨年のように高温に泣くのではないかと心配する声が高まってきた。自然の恐ろしさ、自然の力をコントロールすることの難しさに頭を垂れるしか方法がないのかもしれない。豪雪の被害を被った産地の皆様に御見舞申しあげます。

中小生産者に将来の経営への不安拡がる
 中小規模の生産者から最近よく耳にする言葉が、この先の業界の行く末は……。生き残るために何をすれば良いのかといった先行きに対し不安の声があがる。結論は個々の経営体の環境によって異なるだけに断定できる材料はない。息子を後継者に迎え入れた養鶏場主によると昔から取引のあったスーパーが大手生産者に押され市場がなくなりつつあり、この先息子に経営を任せていいものかと嘆く。市場は大手に取られ売り先が狭まり、今後どのように対応すれば良いかと頭を抱える。大規模生産者と比較すると仕入価格に差があるだけにスタートの時点で差がつき何をどのようにしたらいいのかといった声はあちらこちらから聞こえてくる。この声を反映するように、毎年公表される畜産統計に数字となって現われてくる。