創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

軸足はどこに、信じて活動してきた道を進むべき
 自由民主党の養鶏議員連盟の発足がいつになるのか注目が集まっている。編集子が知る限りでは何も決まっていないとも。議員のところに各方面から積極的にアプローチがあるようだが、問題の根は深いところにあるとも。関係者の話によると、業界の主導者と称する人たちは手の平を返したがごとく今までの姿勢とは打って変わって願い出るは喜劇の世界を見ているようだと。軸足をどこに置いての活動なのか不明であるが、信じた道を進めばいい。小手先だけの対応では得れるものも得れなくなる。また、“手形”を乱発すると“手形”を落とすのに大変なエネルギーと摩擦を覚悟しなければ前へは進めない。

円安で泣くわが業界
製品安の原料高

 円安は輸入原料に頼る配合飼料価格に即影響する。円安を歓迎する業界と地獄に追いやられる業界。アベノミクス効果で株価は上伸し、投資家は喜ぶ。大手企業は安倍首相の呼びかけに応じ賃上げを行う。その一方では中小企業に対する具体的な施策は見えず賃上げをしたくともできない環境下で何をどうすれば良いのかといったところ。塩漬けになっていた株価の上昇はムード的に明るさを呼ぶが、わが業界へは…。大衆紙は、安倍首相の施策を花火のように打ち上げる大手マスコミの表面報道に対し批判する。中小企業に桜の花が咲くのはまだまだ先のこと。わが業界へとなると先行き不透明感が漂う。

卵価の鍵は生産者が握る
 先行きの見えない卵価。季節変動相場はどこかに飛んで行った。飛んだ大きな理由は単純、両需給のバランスの崩れ以外のなにものもない事実。毎回繰り返すわが業界。いつの間にか採卵農家戸数は2800戸台となった。



目次

・展望 風評防止のため情報コントロールは逆行
・世界の鶏肉生産と貿易──2013年およびその後の動向(後編)
・ブロイラー用配合飼料とその給与パターンに関する考察23
・養鶏技術、伝えてこそ技術なり(8)
・非定型的鶏病詳論(33)  カルシウム不足による突然死
・昭和の養鶏昔ばなし(23)

<鶏界の動き>
・タイ・バンコクでVIVアジアが開催
・全国地鶏銘柄鶏生産振興シンポジウムを開催
・大手町に「全や連総本店 東京」オープン
・第21回優良外食産業表彰の受賞企業を発表
・「チキンてりたま」等三商品を期間限定販売 (株)日本マクドナルド

・HPAI防疫体制の机上演習の検証結果を公開 
・遺伝子組換え技術等を用いた鶏病ワクチン開発の現状
・平成24年度畜産統計を発表
・飼料用米の活用推進に向け生協・耕種農家・畜産農家が交流会を開催
・アジア最大級の食品展示会 FOODEX JAPAN 2013

<随想>モノ作りと付加価値
 ~安売り、高付加価値路線とTPP問題を考える~