創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

●先人の言葉が残る今日この頃
長期低空飛行の食鳥相場、やっと上伸傾向に入ったと思われる鶏卵相場。食鳥相場は回復の兆しが見えず、その反面鶏卵相場の先行きに対しては暴騰説と横這い説に分かれる。しかし数か月前までは、鶏卵価格の先行きに弱含みを唱える人が数多くいた。そして10月危機説を強調、倒産するとした企業名までが世に出回り、一喜一憂していた。ところが、上相場になった途端、危機説はどこかへ消えた。先日あるグループの情報交換会の場で、廃鶏業者の一人がこんな先行きの見えない環境は初めてだといった言葉が耳に残る。このままの状況では生産者のみならず周辺業者まで足を引っ張られると。対策費もいいが、机上の対策に過ぎないといった声もある。先人の教えでは、相場を人為的にさわると負の方が大きいという。この言葉を新鮮に感じるのはなぜであろうか。

●厚労省、豚生レバーも注意喚起
厚生労働省は10月4日、一部の飲食店で牛レバーの代替として豚の生レバーが出回っているとし、「食中毒の恐れがある」と牛レバー同様、加熱して食するべきとし飲食店や消費者に注意喚起を行い、都道府県等に通知を出した。豚の生レバーについては昔から寄生虫がいるので生では食べるなといわれてきた。“生”を食べるのは自己責任の範囲の問題として理解していたが、ついに国が動く形となった。生ものへの規制が先手先手と打たれる現実に対し、わが業界は何をすべきか先を見据えた行動が求められている。



・展望
・養鶏技術、伝えてこそ技術なり(2)
・EUの家禽および鶏卵産業の現状と将来展望(5) 
・非定型的鶏病詳論(27) 
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)(22)
・昭和の養鶏昔ばなし(17)

<鶏界の動き>
・「儲かる養鶏」を目指して二団体を吸収 ~(社)日本養鶏協会
・TPPが養鶏業界に与える影響について講演 ~日本家禽学会2012年秋季大会
・リスク高まるサルモネラ菌SIに対応 ~(一財)化学及血清療法研究所

・冬場のブロイラー管理ポイント(1) ~(株)日本チャンキー
・鳥インフルエンザはどんな病気か、発生したらどうするか
 ~(社)畜産技術協会
・平成24年度、夏のパック卵品質検査報告 ~(社)東京都卵業協会
・最近の病性鑑定の事例紹介 ~ (独)農業・食品産業技術総合研究機構
・安全な鶏卵を生産するために農場でできること ~農林水産省消費・安全局

・随想 こんなはずではなかった
 日本政治家のあいまいな対応をわが国、世界はどう見るか

<海外技術選集>
・カンピロバクター感染の抑制を実現した一致団結のアプローチ
・鶏の腸内健康管理における抗生物質の使用法