創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

●体制崩壊は現状の流れを変える
 民主党がついに割れた。生活者の立場とは異なる角度で政治は進む。重要な問題が目白押しの状況にあっても、「まず自分」となる現状を先輩諸氏はなんと思うかである。草葉の陰からにらみつけているのかもしれない。現体制が崩壊すれば、現在の仕組みも変化することは自民党が民主党に政権移譲後の状況を見てもわかる。わが業界はどうだろうか。一党に力を入れ込み反発を買っているともいわれる。とくに落選した養鶏議員の間には、現行に対し批判の声が上がっているという。時は急激に流れ民主党の時代から三党連立といった動きもある中、主導者は方向を見失わないで欲しい。

●島取り”予想以上に厳しさを増す
 大手生産者の増羽意欲は衰えを知らず、「増羽=力」の論理で羽数は増える。九州・中国・東海・関東地域での動きは活発化している。どのくらいまで増羽すれば気がすむのか知れないが、当然“島取り”は激しさを増し、大手スーパーでは取引先の絞り込みに入った。また、大手生産者が大手スーパーに対し、これから増羽する玉を買い取って欲しいと要請した情報もあり、既存取引き先との間に今まで以上のあつれきが生じ、“生きる”戦いは激化する。その結果、特売ものは遠隔地の玉を引けばいいといったありがたくないレッテルも張られる。また取引き価格も耳を疑いたくなる価格で行われ、生産原価とは経営の数字遊びの項目に過ぎないといった見方すらある。過去・現代とも業界の流れは変わらない。その結果、生産者が激減し、僅か30数戸の生産者で生産量の60%強を握るという数字が残る。



・展望
 IPPS開催は業界に大きな影響を与える

・ウインドウレス鶏舎内におけるLED電球による照明が 卵の生産と経済性に及ぼす影響
・養鶏事業に寄与する再生可能エネルギー導入の意義(2)
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)(19)
・EUの家禽および鶏卵産業の現状と将来展望(2)
・非定型的鶏病詳論
・昭和の養鶏昔ばなし(14)

・3年ぶりの開催 国際養鶏養豚総合展2012
・国際養鶏養豚総合展2012 養鶏・養豚特別講演会
 および最新資材・技術のプレゼンテーション(1)

<鶏界の動き>
・欧米その他の地域における抗菌性物質の規制や
飼養、耐性菌問題への取組みについて ~(社)日本科学飼料協会

・安全な鶏卵を生産するために農場でできること~農林水産省消費・安全局
・飼料用穀物では一四三種が手続き完了~厚生労働省
・随想 責任を取らない、ということ

・海外技術選集
 給餌によって防止できるレイヤーの羽つつき