創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

●鶏糞の販売にもセシウム検査証の提出を
 大手ホームセンターが養鶏場に対し、鶏糞のセシウム検査証を提出するよう義務付けし、未提出のところとは取引きを停止するとのこと。しかも東日本地域ではなく西日本地域である。養鶏家としても売り場からの要請とならば受け入れなければならず無駄な出費に頭を悩ます。セシウム問題の解決は相当先のことになるといわれるだけに各々の部門がシビアになっている。将来的には除却ではなく未知いや、未発見の微生物が出現し無害化してくれるかもしれない。今の段階では微生物科学に期待を寄せることが、問題解決の早道と思うのは編集子の浅知恵だろうか。

●「卵は本当に安全なの」消費者からの質問
 先日、大手生協の会員と称す人からの電話を受けた。その内容は次のとおりである。「鶏卵パックの表示の問題で生産者名が記載されているところが養鶏場の所在地と理解してよいのか。またGPセンターは卵の出生地なのか。卵はいろいろな農場から集めたものをパック詰めにするところもあるようだが、安心できるものなのか」といった多岐にわたる内容であった。消費者が質問してきた内容を整理すると寄せ玉をパックしたものでは履歴がわからない。セシウム問題が解決をみていないのにどうして安全といえるのか。業界ではどのように対応しているのか、まとめるとこのようなことになる。子を持つ消費者は神経過敏といわれるほど神経質になっている。次のわが国を背負う子どもたちに負の遺産を残してはならないことは事実である。




・展望
 国産畜肉重視派が前年より減少・セシウム問題も
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)17
・ブロイラー用配合飼料とその給与パターンに関する考察18
・養鶏業者のための「放射線測定器購入にあたっての選定方法」3
・非定型的鶏病詳論23
・サルモネラ点眼用不活化ワクチンの可能性2
・ブラジルの農業とブロイラー産業(下)
・昭和の養鶏昔ばなし12

<鶏界の動き>
・スターター飼料の給餌とくに重要
 ~日本チャンキー協会
・2年ぶりの開催も2時間で卵がなくなる大盛況
 ~第29回たまごフェスティバル
・伊藤忠グループ全力を挙げてサポート
 ~日本コッブ会
・出展社数、来場者数共に過去最大
 ~第15回ファベックス
・全国の養鶏関係者他、150人が祝宴に集う
 ~農業組合法人会田共同養鶏組合
・今後の成長に注目が高まるマトピバ地域
 ~(独)農畜産業振興機構
・食肉の販売意向調査の結果(24年度上期)
 ~(独)農畜産業振興機構

<海外技術選集>
・オボ技術による孵卵場の近代化を推進

<海外マーケティング選集>
・世界の採卵業界は新しい形へ転換する(上)