創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

●ヨーロッパオーガニック視察参加者養鶏家が中心
弊社主催による第18回ヨーロッパオーガニック食品視察を2月17日から23日の7日間にわたり開催した。世界一の規模を誇るドイツ・ニュルンベルク市で開催のオーガニック食品展・BioFach2012をメインに、オーガニック採卵農場、オーガニックワイン醸造所、オーガニックスーパー等を視察。今回の大きな特徴は、視察先は言うに及ばないが参加者がオーガニックとはほとんど関係の無い養鶏場および飼料メーカー、施設関係者であったことである。オーガニック採卵農場は規模こそ小さいが、施設は産業養鶏となんら変わらず、随所に独創的アイデアがあり、ドイツ養鶏の底の深さを見ることができた。ドイツオーガニック養鶏の施設および考え方はわが国にもジワジワ浸透してきていると言われるだけに、今回の視察に参加した生産者の今後の動きが注目される。一方、オーガニック飼料用穀物の自給化についても真剣に取り組む必要性を視察を通して強く感じた。

●1月の採卵用雌出荷・餌付羽数、対前年同期比4.3%の減
 ?日本種鶏孵卵協会公表の鶏雛孵化羽数平成24年1月分の全国採卵用雛の出荷・餌付羽数は前年同月比4.3%減少。一方ブロイラーの出荷・餌付羽数は0.8%増加。この調査結果は108孵化(レイヤー32、ブロイラー76)からの報告を集計したもの。施設メーカー筋によると増羽意欲は旺盛といわれる。一方、10年近く増羽に踏み切らなかった大手生産者が会合の場でいつまでも現行の羽数を維持することはマイナスに繋がる、すでに開発許可を取得していると、大規模増羽に含みを持たす。市場の取り合いが激化している状況下、羽数を増やすことは何を意味するのか。人間のエゴがなせるだけでは説明がつかない業界。



・展望
 総合農政後の養鶏の姿に有機産業上伸の姿がある
・ブロイラー用配合飼料とその給与パターンに関する考察16
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)15
・鶏の遺伝子組換え技術のこれまでとこれから 12(最終回)
・養鶏業者のための「放射線測定器購入にあたっての選定方法」1
・昭和の養鶏昔ばなし10
・非定型的鶏病詳論


<鶏界の動き>
・採卵鶏の鶏大腸菌症発生状況や天粕搾油
 残渣給与が産卵性に及ぼす影響等を報告
 ~千葉県畜産総合研究センター
・養鶏関係者等、計二四七人が受賞を祝う
 �井英郎氏群馬県功労者表彰受賞記念祝賀会

・分子栄養を利用した畜産生産技術の開発
 ~日本科学飼料協会
・非デンプン多糖類分解酵素を配合した飼料給与によるパフォーマンス向上効果の検証
 ~㈲サービステックジャパン
・除染等業務に従事する労働者の放射線障害防止のためのガイドライン(前編)
 ~厚生労働省
・ブランド卵や地鶏が多数出展第五回アグリフードEXPO大阪2012
・飼料安全の確保に向けた国際的な取組みを協議する
 ~日本科学飼料協会
・新会長就任、新体制で臨む平成二十四年度
 コフナの売上げ上昇、認知拡大を目指す
 ~コフナ農法普及協議会
・アメリカ産トウモロコシの高い品質を改めて確認
 ~アメリカ穀物協会

<海外技術選集>
・精油は家禽の生産性を増強する
・効果的な処理に合わせたボタンの作動