創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語
韓国でのAI発生はわが国へも影響大
韓国において269農家約627万羽が高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)のために殺処分の対象となったことはすでに公表されている。この時期の発生に対し、業界内ではわが国でも季節に関係なく発生しても不思議では無いといった声も聞こえる。渡り鳥がシベリアに帰りホッとした矢先の韓国での発生だけに深刻と言わざるを得ない。シベリアに渡る途中、渡り鳥は中継地で糞を落とし、上空からも糞をたらす。夏に向かってヤレヤレと思いたいところであるが、東南アジアでは暑い時期での発生もあるだけに気は抜けない。農林水産省消費・安全局動物衛生課では、各関係機関ならびに団体等へ注意喚起を行っている。この時期としては異例とも言える呼びかけである。異常環境下、何が発生してもおかしくないだけに、情報提供は重要な防御に繋がる。

農水省は自然エネルギーの予算化を
福島原発事故発生後自然エネルギーへの関心は高まり、新たなビジネスチャンス到来といった声すら聞こえる。わが業界での自然エネルギー活用は本誌が調査した限りでは皆無に等しく、重要なエネルギーであることは理解していても活用となると二の足を踏むのが実情。自然エネルギーを導入するに当たっての経済的メリットは…となるわけだ。農水省では単年事業として自然エネルギー活用について予算化を行ったが23年度は無くなり、永久的事業にはならなかった。再度復活を要求したいところであるが、自然エネルギー低開発国となったわが国において、ドイツ並みにすることは大変厳しい環境になっていることは事実。進むも地獄といったところか…。

・展望
大規模養鶏場の増羽が、後半の鍵に
・ブロイラー用配合飼料とその給与パターンに関する考察⑦
・飼料中の食塩量に注目した採卵鶏の卵質低下防止技術
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)⑥
・非定型的鶏病詳論⑫
・昭和の養鶏昔ばなし①

<鶏界の動き>
・レイヤー種鶏導入計画は数、10.3%減少の見込み
~(社)日本種鶏孵卵協会
・ブロイラー種鶏導入計画は数、3.4%増の見込み
~(社)日本種鶏孵卵協会
・卵白・鶏皮抽出の食品添加物、微酸性電解水等注目集まる
~国際食品素材/添加物展・会議、ヘルスフードエキスポ
・震災を受け、省エネ・自然エネルギー関連が多数出展
~2011NEW環境展/2011地球温暖化防止展
・流通、加工面で工夫を凝らす
~ファベックス2011、デザート・スイーツ&ドリンク展
・養鶏の被害総数431万8120羽
~農林水産省

・採卵鶏の栄養研究に関する話題 アミノ酸要求率と消化率
~菅原邦生
・畜産物等の消費行動に関する調査結果
 卵購入の基準価格「10個パック150円以下」が51.7%
~(社)JC総研
・平成22年鶏卵流通統計
 生産量0.3%、出荷量0.5%、入荷量0.5%増加
~農林水産省

・随想 責任について
 中小企業経営者の覚悟から学ぶ

<海外技術選集>
・捕獲時のアニマルウェルフェア
・雛の過熱状態を予測する