創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語
研究開発費削減は無資源国に本を滅ぼす
鳥インフルエンザに感染しない鶏が開発されたと報じられた。一方、アトピー源除去の鶏の開発も進められている。前者は海外で、後者は国内である。科学の進歩とは日々の研究の積み重ねにあり、宝くじのように一発当たりとはいかない。研究開発費の削減は無資源国日本の唯一生き残る道を閉ざすことに繋がる。

粉物有機畜産物を市場から排除を
 有機畜産物を認定している有機JAS登録機関によると有機畜産認定に関する問い合わせが増加基調にあるという。現行においては有機畜産物の認定件数は少ないものの、基本となる有機飼料原料、有機飼料工場の認定はすでに行われており、根っ子の部分はできあがり、生産段階の構築だという。この生産段階の構築が厳しいために粉物の有機畜産物、とくに鶏卵が数多く出回っており、インターネット上で堂々と販売されている。この現象は有機農産物が法制化される前の状況に似ている。確かに有機畜産物は非指定農林物資であるため、JASマークを付けなければJAS法違反には現段階ではならないが、優良五人の恐れは十分に考えられる。有機畜産物が指定農林物資になったならば、有機、オーガニック、ビオの言葉は法律で禁止される。有機JAS認定事業者の怒りの声が聞こえる。

自然界のバランス破壊が問題
 鳥インフルエンザの発生で教えられたのは、自然界の生物を人間の都合の良いように餌付けし、“保護”という名のもと、自然界のバランスを壊した結果が今回の状況を招いたということである。“共生”という言葉を再度確認する必要がある。

・展望

・日本各地で発生している高病原性鳥インフルエンザの現況
・Eggcitingな卵の研究(卵の栄養・調理・健康機能)
・非定型的鶏病詳論⑧
・ブロイラー用配合飼料とその給与パターンに関する考察③
・ブロイラー種鶏の光線管理④

<鶏界の動き>
・ドイツにおける畜産物のダイオキシン汚染
 ~厚生労働省、(独)農畜産業振興機構、ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省 他
・飼料用米について生産から供給まで情報交換
 ~(社)中央畜産会
・ブラジル産の鶏肉目立つ
 ~焼肉ビジネスフェア実行委員会

・最近における高病原性鳥インフルエンザの国内における発生状況
・韓国での鳥インフルエンザ発生状況について
  ~農林水産省
・新たなレシピの提案で、消費拡大が図れる
  ~(社)日本食鳥協会
・流通の多様化・品質標準の向上に対応
  ~農林水産省
・飼料をめぐる情勢
  ~農水省生産局畜産部畜産振興課 消費・安全局畜水産安全管理課
・改正食糧法遵守事項関連Q&A
  ~農林水産省

<海外技術選集>
・適切なブロイラーの能力を調査する(上)
・マイコトキシン パート3