創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語
マークの重みを関係者は肝に銘じること 
 「鶏卵の表示に関する公正競争規約」が1年間の経過期間を経て3月27日から施行された。業界の自主規制とも言うべき鶏卵表示のルールである公正規約は、鶏卵公正取引協議会の会員を対象とし、基準をクリア―できれば公正マークを貼付することができるというもの。マークを貼付するということは規約に基づいていることの証となるだけに慎重な対応が求められ、ことが発生した時単純ミスでは通用しなくなることを理解しなければならない。マークの重みは信用の重みであるだけに、組織に関係するものは会員制であっても第3者機関であることを理解しなければ重要なミスを起こすと同時に、経営者から信用を得ることはできない。たかがマーク、されどマークである。
「信用商品」に第3者機関による認証も
 安全・安心を証明するために、第3者機関の設立が時代の流れになりつつある。すなわち“安全”、“安心”を大きく括るとするならば「信用」となる。その信用を確保するためには金もかかれば時間もかかる。各種条件、要求事項があっても第3者機関が社会・業界から要求される。最近「信用商品」のPB商品に第3者認証が表面化してきており、その動きは加速するとも言われる。それだけに今回施行された鶏卵公正取引協議の認証の動きに注目が集まる。各認証とも規格があり諸手続きが必要となり、その運用に対し消費者の目は厳しい。

(2010年6月号)


6月号目次
・展望
単年税制の見直しこそ急務 
人・技術流出がわが国の自給率低下に

・弱酸性次亜塩素酸水溶液の養鶏分野での適用事例①
・鶏の遺伝子組換え技術のこれまでとこれから①
・連載・ブロイラーの禁止廃棄率の改善(14・最終回)
・連載・健康なニワトリから健康なタマゴが生まれる(18)

<鶏界の動き>
・検査指導等の充実強化を図る
  ~家畜衛生主任者会議
・産卵率は60週齢に達しても約78%
  ~㈱ゲン・コーポレーション
・産学官が一体となり問題解決を行うことが重要
  ~鶏病研究会
・サルモネラ、カンピロバクターによる事件・患者数共に減少
  ~平成21年食中毒発生状況
 ・適正な温度推移を0日齢~出荷まで管理することが重要
  ~日本チャンキー協会
・畜産の円滑な振興を基本に財政基盤の強化を
  ~(社)中央畜産会

・アニマルウェルフェアの考え方に対応したブロイラーの飼養管理指針(前編)
  ~(社)畜産技術協会
・鶏卵の日付等表示マニュアル、鶏卵の表示に関する公正競争規約に係るQ&A(下)
  ~鶏卵公正取引協議会

・随想 旅先で思うこと わが国のタマゴ業界が生き残るには
  ~加藤宏光

<海外技術選集>
・卵製品に付加価値を与える(上)
・ウガンダの養鶏ビジネス