創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
鶏声人語

量販店の団体と交渉すべき

米国も穀物相場は暴騰し、畜産農家はわが国と同じような憂い目にあっている、
と思いしや大きい間違いであったことを教えられる。原料価格は確かに値上げ
しているものの、製品価格(卵価)はわが国の2~2.5倍で、利益を出していると
米国で農場展開している企業の担当者は話す。なんともうらやましい話である。
わが鶏卵業界はいまだに「物価の優等生」として身銭を切りつつ経営している
状況下にある。なぜ、養鶏団体はスーパー業界の団体と話し合いの場を持たない
のかという素朴な疑問である。スーパー業界の理事は経済産業省および農水省
の高級官僚が天下っているからなのか、オオカミとウサギの関係からかと疑いたく
なる。系統系の荷受期間では量販店に対し、現状を訴えるために役職員自ら説明
して歩いているものの、生産者団体はなしのつぶてだと・・・・。政府への価格補償
政策要求も最重要事項であるが、一方では業界団体として積極的な行動も最重要
事項である。生きるか死ぬかの争いである業界に会って生産者を守るためには、
何をなすべきか考えるべきときだ。今行動しなければ、いつ行動するときがある
のか・・・・。

卵価補填基準価格、230~250円の要求強まる

編集部に寄せられる情報の中で、採卵鶏生産者の廃業、倒産の確認が多々寄せられる。
確認する側もされる側も決していい情報ではないだけに胸が締めつけられる。特に中小
規模の生産者情報だけに「なんとかしろよ」と叫びたくなる。一時的でも良いから卵価安定
基金の補填基準価格を230~250円にひきあげるよう要求すべきだとの声が聞こえる。
これは編集子だけであろうか。

(2008年7月号)