創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
全国規模の飼料の使用調査の結果が明らかに

農林水産省では、飼料の使用に係る法令の遵守状況、飼料の使用等に起因する問題発生の可能性等を把握するために、家畜等の飼養農家における飼料の使用状況等の点検調査を実施している。
 この調査結果が、平成18年度の調査点検結果として6月14日、取りまとめられたので以下ではその概要を紹介する。
平成18年度食品流通改善巡回点検指導事業が全国の鶏飼養農家1037戸に対して行った検査結果が明らかになった。
 これは、平成18年7月~平成19年3月にかけて、ブロイラーについて概ね年間5万羽以上出荷している農家、採卵鶏については常時概ね千羽以上飼養している農家に対して行われたものである。
調査の内容は以下のとおり。

①抗菌性飼料添加物を含む飼料に関する規制の遵守状況
②動物性飼料の購入状況
③記帳の取り組み状況
④表示票の受け取り状況
⑤反芻動物用飼料への動物由来たん白質の混入防止に関するガイドラインの周知状況の確認
(続きは8月号に掲載)

大手と中小の生き残りの道を探る

200名を越える参加者が出席

養鶏研究大会 日本養鶏協会関東甲信越地域協議会は、6月20、21日の2日間にわたり、千葉県勝浦市の勝浦ホテル三日月において「平成19年度養鶏研究大会」を開催、234名の参加者を集める大きな集会となった。
 冒頭の境野徳夫副会長の開会の挨拶に続き、主催者として村石愛二会長が挨拶し「養鶏経営は、現状厳しく飼料価格の高騰で支払いには苦労している。これは課題の一つだが、今回はまた、大手と中小の共存の道はあるかということもテーマにし、パネルディスカッションで行う予定になっている。協会としてはお互いの立場を守ることが職務だと思っているが、持続的に経営できる形を、パネルディスカッションを通じて皆さんと探れればと思っている」と挨拶した。


養鶏研究大会 来賓には日本養鶏協会中村光夫会長、鶏卵生産者協会梅原会長ら招かれそれぞれ挨拶し、その中で中村会長は「5月に行われた養鶏協会の総会で私は推薦をいただいたわけだが、当初私は、無理だといって辞退をしていた。この難しい時期に会長としての責務を果たせるか不安だったからだ。だが、引き受けた以上は、皆さんの力を借りながら協力してやっていきたいと思っている。
関東甲信越という地域は、日本一の消費地であり、生産地でもあるが、今回のテーマは『大手と中小共存の道はあるか』だ。平成16年に計画生産が撤廃され競争は激化している。今世界は資本主義が席巻しているが、市場経済が進めば進むほど、弱肉強食、格差が生まれる。私はそうした世界は好きではない。会長になったからには、なんとか共存できる日本型の道を探りたいと考えている。有意義な意見を出し合い、良い提言がでることを期待している」と挨拶した。
(続きは8月号に掲載)

初期体重誘導、栄養管理等についてレクチャー
八戸、福岡で約240名が集まる


 日本コッブ会(甘竹秀雄会長)は6月28日、青森県八戸市のよねくらホテルにおいて開催した。約100名が出席した八戸会場(福岡会場は140名)では、冒頭、挨拶にたった日本コッブ会岡本一技術・広報委員長は「世間はミートホープ社をとおし食品問題に関心を持っている。消費者の方がこれを機会に食品の安全を守るには、適切なコストが必要なんだということを感じていただければと思っている。鳥インフルエンザに関しては、今年発生したもの関しては狭い移動制限区域に改善されたことは良かった。こうしたことは3年前の経験を踏まえたものだったのだろう。日本は清浄国になったが鳥インフルエンザは韓国に発生すると、ほぼ間違いなく日本にもやってくるということが分かってきたと思う。現在発生してはいないが、段々とウイルスが日本に蓄積されていくようなことが起こっているかもしれない。われわれの業界としては無視できない問題だ」とした。

技術部会は次の日程で行われた。
○種鶏部門体験発表
「株式会社森孵卵場体験発表」
○ブロイラー部門体験発表
「宮崎くみあいチキンフーズ株式会社体験発表」
○コッブ500A種鶏経過報告
○コッブ500Aブロイラー成績紹介と飼育管理
(続きは8月号に掲載)
8月号「松風地どり」
写真・資料提供:松風地どり
松風地どり
「松風地どり」はいまや貴重種となった純粋名古屋コーチンを兵庫県三田市(さんだし)小野地区で飼育した地鶏である。鶏種は名古屋コーチンであるが、それと区別するために「松風地どり」というブランドで1987年から販売している。「松風」の名は、今から千年以上前に花山法皇がこの地で詠んだ歌から命名された。
松風地どりと名古屋地区の名古屋コーチンの一番大きな違いは、飼育環境、飼育期間、飼料のこだわりにある。
雄、雌ともにすべて名古屋市にある種鶏場から仕入れた純粋名古屋コーチンであり、四季にあわせたマニュアルに基づき、日々の観察を通じて一羽ずつ対応する飼育方法が大きな特徴となっている。
ケージ飼いは一切行わず、生後から放し飼いをする。飼育密度は1平方メートル当り7~8羽である。飼育期間は雄が190~220日(6~7か月)、雌が270日(9か月)。ちなみに名古屋地区の場合は雄、雌ともに四か月ほどとされている。飼料は植物性飼料を主体としたすべてNon-GMOの穀物を給与している。また国内に害虫を持ち込まない名目で、船内で穀類に多量の消毒が行われる「プレハーベスト」穀類も一切使用しておらず、消毒がされない「プレハーベストフリー」飼料を与えている。
(続きは8月号に掲載)
社会のモノサシでの判断が危機への適切な対処につながる

事態の終息には「ワン・ボイス」が有効


ミートホープ社の事件以来、食品の安全・安心に対する注目が世間的に高まっている中、道義的責任・管理責任はかつてないほど、高まっている。日頃の法令順守は当然のことだが、想定外の危機が発生した場合、すばやい信頼・安全性回復には、日頃の準備が欠かせない。前回のこのシリーズでは、危機発生から情報発信までの流れを紹介してきたが、本号では、それに引き続き情報内容を確定し、対外的なコミュニケーションをとるまでの間の具体的な留意点と、マスコミ関係を中心とした対応方法について紹介する。

1.情報の収集
危機対策本部の設置
 情報を発信する前段階で重要となるのが、「情報を集約化する」という作業である。この作業では組織的対応ができるかどうかがポイントになる。
 危機対策本部の設置は組織的対応をするためのひとつの手段だ。情報の集約化は多くの人間の力を借りなくてはまずできない。対策本部の召集メンバーを確定し、現場からの情報が集約化される仕組みを整え、指揮系統を明確化しておくことがこの組織を設置する意味になる。
 指揮官は集まってきた情報を把握し、次にどのようなアクションを起すかということを事前に決める。
(続きは8月号に掲載)
他産業からみても魅力ある業界に
                有限会社ダイノーエッグ 古屋聡氏古屋聡氏
今回取材した広島県広島市に事業本部を置く(有)ダイノーエッグの古屋聡専務は、小さい頃の家業への思い入れの強さから、自らの進む道を変更して養鶏業界に飛び込んできた。
――家業については小さな頃から知っていましたか。
古屋 はい。小さい頃から、父の仕事場に出入りしていた記憶があります。ケージの組み立てや、鶏糞処理、鶏の出し入れ、ワクチネーションなど、夏休みや冬休みを利用していろいろと作業を経験していました。こうしたことに家の仕事を手伝うのは当たり前のことだと思っていたので嫌だと感じたことはありません。ただ、大変な仕事をしているなと感じていましたね。
――継ぐということを意識はしていましたか。
古屋 三人兄弟で、誰かが継げばよいかなと思っていたので継ぐというイメージはまったくなかったです。中学、高校と好きなサッカー中心の生活をして、大学は、順天堂大学の体育学部です。大学ではサッカー部に入りましたが、途中で多くの才能のある人に出会い挫折も経験しましたね。それでも在学中は何か別の道でスポーツをと思い、競技スキーなどにも挑戦しました。それから、重度の障害を持った子供を外に連れ出して、運動をさせるようなボランティア団体に所属したりしていました。最初は興味半分でしたが、短い人生を生きる子供たちの考えていることは非常に密度の濃いことだと感じるようになって、結局在学中四年間ずっとそこに所属していましたね。
――そして卒業後は、スポーツジムに就職。
古屋 ええ、自分はスポーツ業界で生きていくと決めていましたからね。東京にあるスポーツクラブに就職しました。一番熱を入れてやっていたのは、生活習慣病を患った方を対象に、運動プログラムを組んで健康になるためのサポートをする仕事です。今でも、スポーツが大好きです。最近はサーフィンですね。
――そうすると、家業を継ごうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。(続きは8月号に掲載)
共存共栄の精神が生かされるべき時代だ
      
            ㈱森孵卵場 森泰三氏

森泰三氏
 日本のブロイラー産業の勃興は、戦後アメリカからブロイラーが輸入され飼養する鶏種が卵肉兼用種からブロイラーに変わり、鶏肉に特化した業者が出始める昭和30年後半から40年の間にあるというのが大方の見方だが、そうした中、森孵卵場は昭和24年に森電熱孵化場の会社名で創業した。
 森孵卵場は今日に至るまでブロイラー雛の生産・販売を通して規模を拡大、現在では正社員219名、全国に複数の雛の生産拠点を持つ日本でも有数の孵化場に成長した。
 今回取材した同社の森泰三専務は、森英雄社長の次男として生まれ、幼い頃から獣医になることを志し、紆余曲折を経て同社の専務となった。
 会社と従業員への思いが強く経営学よりも福利厚生に興味を持っているという優しい人柄は穏やかな語り口と一呼吸置いてから話し始める思慮深さからにじみ出ていた。
――後を継ぐということを決意されたのはいつでしょう。
森 まず、私には七つ違う兄がいるのですが、兄も私も大学は獣医学科を卒業しています。多分「鶏の研究」の読者の方ならご存知だと思いますが、ニューカッスル病が養鶏業界に大打撃を与えた時期があって、その衝撃を自分の会社ももろに受けたという事実を、幼いながらに教えられていて、そうした中で、まだ生まれたばかりでしたけど、この家に生まれた人間なりの使命感が次第に刻み込まれていったのでしょう。鶏の疾病をコントロール出来なければ会社の存続は難しい。そのために獣医師になりたい、そう思った訳です。この気持ちは兄も一緒であり、後を継ぐという気持ちよりも技術者になりたいという意識が強かったように思えます。(続きは5月号に掲載)

「ぶったまごはん」を世に送り出す

       ㈱のだ初 野田裕一朗専務
 今回取材した㈱のだ初の野田裕一朗専務の話は意外性に富んでいた。たまごかけ醤油ごはん「ぶったまごはん」を世に送り出し、いまでは自他共に認める卵好きな野田専務だが、そんな現在からは到底想像できない、後を継ぐことが嫌で勘当同然で家を飛び出した過去を持っていた。彼が卵の消費拡大に熱意を露にするにいたるまでには、一体何があったのだろうか。
 ㈱のだ初は、1913年(大正2年)に飼料雑穀店として創業して以来、養鶏業を生業として高品質な卵の安定供給を続けてきた。現在では、鶏卵の生産から流通、販売までのシステムサービス、畜肉加工、惣菜、各種飼料の販売までを手掛け、卵専門店として開店した「うぶこっこ家」はテレビに取り上げられるほどの人気店に成長した。
 この「うぶこっこ家」のプロデュースをはじめ、積極的に卵の良さを消費者に伝えようと奮闘しているのが、野田裕一朗専務である。
――「うぶこっこ家」はすぐにゴーサインが出た企画だったのですか。
野田 いえいえ、オープンまでには5年かかりました。幹部会議で全員から反対された所から始まった企画なんです。私は自分達の思いを伝えましょう、そのための店を出しましょう。これからは作って卸すだけの商売ではなく良いものを作ったらそれを伝えなくては、と訴えたんです。ですが、最初の反応は生産者だからそんなことしなくても良い、良いものを作っていればそれで良いという雰囲気で。
――それでも諦めなかった。
野田 伝えることは絶対に必要なことだと思っていましたから。開店までの五年の間には学ぶ機会も多く、この間に直売店からたまご専門店に企画変更したりして、やっとOKを出してもらえたんです。店がオープンしたときは嬉しかったですよ。店の前には80人程の行列ができていて、開店と同時に大きな声で「いらっしゃいませ」と挨拶するつもりだったのですが、涙が溢れて喋れなかった。(続きは4月号に掲載)
 同氏の「たまごニコニコ大作戦!」の詳細は7月号に掲載
アメリカ家禽鶏卵輸出協会
 
 アメリカ家禽鶏卵輸出協会(天野いず美駐日代表)はアメリカ産加工卵(乾燥卵黄)を使用した洋菓子セミナーを、8月8日に東京都文京区南池袋にある武蔵野調理専門学校で行うと発表した。
このセミナー著名な料理人を招いて行われる講演をメインに、今年で5回目となっており、毎年好評を博している。
 今回のセミナーもパティシエ・洋菓子店・ベーカリーといったプロフェッショナルを対象として開かれるもので講師には「ロートンヌ」パティシエの神田広達氏が招かれ、乾燥卵黄の特長を生かしたオリジナルレシピの実演講演を行う予定であるという。
 アメリカ家禽鶏卵輸出協会によると、ここで用いられるアメリカ産の加工卵については徹底した殺菌により安全に長期常温保存が可能で、風味や品質が優れているとしている。
日本家禽学会

 日本家禽学会2007年度秋季大会が9月28日、岡山県岡山市津島中にある岡山大学津島キャンパス(創立50周年記念館多目的ホール)で開かれると日本家禽学会事務局が発表した。
 公開シンポジウムのテーマは「畜産物(鶏肉・鶏卵)の機能性と健康寿命への貢献並びにトレハロースを利用した鶏肉の機能性開発」となっており、2部構成でおこなわれる。
 第1部では講演が行われる予定で、九州大学農学研究院高次動物生産システム学講座古瀬充弘教授、友永省三教授による、「鶏肉の健康への有効性―特に精神機能について」と、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科病原細菌学の小熊恵二教授の「鶏卵を使用した予防治療の可能性」、備前化成㈱の金田照之研究員の「卵黄ペプチド、ペプチヨークの血圧降下作用について」の3つについて、古瀬教授のコーディネートにより行われる予定となっている。
 第2部は、岡山県総合畜産センター森尚之専門研究員のコーディネートにより、㈱林原生物科学研究所開発センター三鼓仁志アシスタントディレクターによる「トレハロースの特性とその応用」、山梨県畜産試験場松下浩一研究員の「トレハロースの鶏肉への影響」の2つの講演が予定されている。
 なお、9月29日は午前9時から午後4時までの間に一般公演も予定されている。
 問い合わせ先は次の通り。
〒350―0901
茨城県つくば市池の台2、畜産草地研究所内日本家禽学会事務局
TEL029―838―8777(FAXも同じ)
7月号「おかやま地どり」
写真・資料提供:岡山県総合畜産センター
おかやま地どりは1988年に岡山県養鶏試験場(現在の岡山県総合畜産センター)が開発したもので、ロードアイランドレッド雄と横斑プリマスロック雌を掛け合わせたゴールデンネックの雌に、劣性白色プリマスロックの雄を交配させた三元交配種である。
 特徴としては特定JASの地鶏肉規格に対応しており、飼いやすい温順な性質で、発育、飼料効率、強健性などが優れていること、また黒白横斑または茶褐色横斑の交じった美しい羽装をしていることが挙げられる。
 肉質は赤みを帯びて厚みがあり、脂肪が程よくついている。味はねばりのある適度な歯ごたえと特有のコク、風味が特徴となっている。平成17年度の食肉産業展「地鶏・銘柄鶏食味コンテストPartⅡ」では、優秀賞を授与されるなど高い評価を受けている。(続きは7月号掲載)

飼料価格高騰等の畜産をめぐる状況変化への
理解醸成のための中央推進協議会

農林水産省生産畜産部
本川一善畜産部長
農林水産省生産局畜産部は5月22日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて第一回飼料価格高騰等の畜産をめぐる状況変化への理解醸成のための中央推進協議会(座長・甲斐諭九州大学農学研究院教授)を開催した。本協議会は、生産者団体、加工・流通業者団体、消費者団体などで構成され、飼料価格高騰による畜産や国民の食生活への影響等について広く消費者の理解を醸成することを目的として設置された。
 開会にあたり、本川一善畜産部長が「『グレイン・ショック』といえるような事態が畜産業界で起きている。アメリカでは食料とエネルギーとが同じ穀物をめぐって奪い合うことがすでに起きている。とくにとうもろこしの先物価格はエタノールの需要増加などにより一ブッシェル三㌦台後半で推移している。これを反映して、海外から飼料を輸入している日本の畜産業は大きな影響を受けている。加えて大豆や小麦からとうもろこしへ転作する動きが出てきて、これらの価格も高騰することになる。こういう中で、二つ方策がある。
一つは国内で生産できる草地をできるだけ増やし、自給飼料を増やしていくことがある。もう一つは国内で出てくる食品残渣を利用することである。これらの国内で生産できる飼料を上手に利用していきたい。
他方、生産性の向上も重要だと考えている。そしてできるだけ輸入飼料の高騰を経営で吸収できるような仕組み、取組みを行っていきたい」と挨拶した。
また日本養鶏協会からは緒方忠浩氏が出席した。緒方氏は会議で、六年前から取り組んできた飼料米の結果などを紹介した。(続きは7月号に掲載)
8,000人が来場、4万2,000本うれる
「ニッポンやきとり祭り」

キリンビール
ニッポンやきとり祭り
全国の地鶏・銘柄鶏28種類を集結させた「ニッポンやきとり祭り」(主催・キリンビール(株)、後援・全農、(社)日本食鳥協会)が5月10、11日の午後5時から2日間にわたり開催された。会場となった東京都千代田区大手町の東京サンケイビル「メトロスクウェアフラット」には大勢のサラリーマンやOLらが立ち寄り、炭火の煙と焼き鳥の匂いが場内を包む中、ビールと焼き鳥を楽しんだ。
 入場時に1000円の入場券を購入すると5枚つづりのチケットがついてくる。1枚で焼き鳥1本、2枚でビールコップ1杯と交換できる。主催者によれば、1日約4,000人、合計8,000人が来場し、売れた焼き鳥は二日間で約4万2,000本、重さにして2トンに達したという。
 このようなイベントは「初めての試み」というキリンビールが、なぜこのような企画を行ったのか関係者に伺ったところ、「これまでビールに良く合う全国の『うまいもの』を紹介するシリーズを展開しており、その中で三大地鶏を紹介したときに好評であったため、全国各地にある地鶏を取り上げてみよう」とのことだった。また各地域の名産品などの生産者とタイアップしてビールを売り込んでいく戦略もあるようだ。
(続きは7月号に掲載)
7月21日、札幌市をスタート、ゴール沖縄
日卵協総会で消費拡大の計画を提案



 5月24日に行われた日本卵業協会総会の席上において、岡山県倉敷市在住の33才の生産者から、消費者の卵に関する誤った情報を払拭し、消費拡大につなげる企画の提案があった。
 生産者は(株)のだ初の野田裕一朗氏。「たまごニコニコ大作戦!」と名づけられたこの企画は、生産者は良いたまごを作るだけでなく、正しい知識の提供や卵の素晴らしさを積極的に伝える必要があると感じた本人が、自ら自転車に乗って北海道から沖縄まで自転車で縦断しながら、卵の間違った知識を払拭するためのアピール活動をするというもの。
 たまご業界のPRということで一般に対しては自社の名前などの身分を隠して「たまごかけごはん伝道師『じょ兄。(ジョニー)』」として活動するという。卵とコレステロールとの関係については長年、コレステロールを過剰に取りすぎると、心筋梗塞や動脈硬化の原因になると結論づけられていたことから、コレステロールを比較的多く(1個50g当り210mg)含む卵は「一日一個まで」という標語のもと、食事摂取は控えられてきた。
 だが、近年の研究ではコレステロールとそれら疾患との関係が極めて低いことが証明されており、コレステロールの摂取基準についても、厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2005年版)」で、成人男性で750mg未満となっており、これまで300mg未満が望ましいとされていた基準を大幅に引き上げているなど見直しが進んでいる。(続きは7月号に掲載)