創刊1924年(大正13年)、通巻1000号を超えた鶏の専門誌!
地域住民との協力体制築くためのマニュアル作成を
静岡県鶏卵販売農業協同組合

 ある研究会で中国人の専門家が、中国で飼育されている豚の2-3割はすでに鳥インフルエンザにH5N1に感染していると述べていた。豚からそれを分離した株を鶏に接種したところ、みんな死亡してしまった。豚に接種したら軽症だったと報告していた。日本のように四季がはっきりしているところではヒトのインフルエンザは冬だけだが、東南アジアでは人のインフルエンザは年中起きる。そういうところの豚の多くがH5N1に感染しているということは、香港型のヒトに流行しているインフルエンザウイルスと鳥インフルエンザウイルスとが、新型ウイルスが豚の中でできてしまうような状況ができている。ゆえに私たちは東南アジアを注視していく必要があると考えている。
 2005年5月に中国の青海湖で恐ろしいH5N1が発生した。そこにはさまざまな渡り鳥が来るが、6000羽の雁、かもめが死んだという事件がおきた。従来、世界で考えられていた強毒のH5N1よりも病原性が強いことが分かった。そして九月には青海湖から世界に渡っていくことが予測されていたので、9月以降に感染が広がることが懸念された。
(続きは6月号に掲載)